「陽光台」10年を支えたスタッフ 最終回

2018-11-21

「陽光台」で勤続10年近いスタッフに焦点をあてて、ご紹介をしてきましたが、もちろん、この10周年を迎えられたのは、「陽光台」に関わっていただけた全ての方であることは間違えありません。 ここに改めて、感謝の気持ちを込めて、御礼を申し上げます。

さてさて、この10年を支えたスタッフ・シリーズの「最終回」。 第4弾は、私・渡邊です。 (BGMは、ベリーグッドマンの「ライオン」で・・・・。 最近のお気に入りです)

2代目のホーム長として、2009年 5月~ホーム長職に就任させていただき、はじめて勤務した「グループホーム」という施設形態に戸惑う毎日でした。
10周年を迎えて、正直、「まだ10年しか経っていないの?」という気持ちもありましたし、「もう10年??」と感じた気持ちもあり、たくさんの「想い」が交差して向かえた10周年当日でした。

思い出に強く残っている 5つの出来事・・・・。  たくさん、たくさんの「出会い」と「別れ」があり、本当に多くのことが、高速のスライドショーのように、よみがえります。

① 徘徊や離設が多かった入居者様 S様が、特別養護老人ホームへの入居が決まり、「陽光台」を後にする、去り際に 「また、帰ってくるわよ、ここは私の家だから、あたり前でしょう!!」と、笑顔で去っていった姿に、渡邊の気持ちが爆発した瞬間でした。(号泣)

② 福井県出身の入居者様 K様。 いつも、幼き頃に K様のお父さんがバケツいっぱいに「越前ガニ」を持ち帰ってきて、食べたことが美味かったぁ~と嬉しそうに話をしてくださり、その K様を連れて、茅ヶ崎の海岸へドライブへ出かけていきました。 「本当に、海に連れて行ってくれるのか? 嘘じゃないだろうなぁ・・・」と、何度も言葉を繰り返していた K様。 茅ヶ崎のサザンビーチに到着し、砂浜を踏みしめながら、「海」を眺め、何度も深呼吸をしていた K様の姿(写真)が強く、強く印象に残っています。 また、その K様を「陽光台」で看取れたことは、我々にとっても貴重な時間でした。

③ ターミナル期を迎えた H様を H様の息子様のお嫁さんが、「もう1度、家に帰らせてあげたい」という申し出があり、我々もその「想い」に賛同し、一時帰宅。
久しぶりに戻った自宅には、近所の方が集まってきてくださり、 H様の枕元や、布団を囲むようにして、皆さんで唱歌や童謡などを歌ってくださったようで、ほとんど自発的な行動が無かった H様に「奇跡」が・・・・・・。 息子様のお嫁さんと、同行したスタッフ Kの耳に聞こえたものとは・・・・・。

④ この10年で、入居者様からいただいた言葉で、渡邊が一番嬉しかった言葉は、今は亡き 入居者様 M様が、渡邊の姿が見えなくなった時に、隣にいた他の入居者様に向って、「ね~、あの人(渡邊のこと)がいると、面白いのよね!」と言ってくださったこと。 渡邊の目の前では、みなさん、嬉しいことをたくさん言ってくださいますが、渡邊がいない場面での、「この一言」が、渡邊にとっての「最高の賞賛」だと想っています。

⑤ 2017年 6月。 渡邊の母親のターミナル期に入った時。 渡邊の「想い」はただ一つでした。 母親が「天国」に旅立つ瞬間に、手を握って旅立たせてあげたい!
 出来上がっていた 6月のシフト。 渡邊のたくさん入っていた夜勤業務を含めて、現場の「仲間」たちが、全ての勤務を自らの休みを返上し、代わってくれたこと。そのおかげで、母親が旅立つ瞬間に、手を握り、「大丈夫だよ、ありがとう!」と、母親に言えたこと。 「陽光台」の「仲間」がいなかったら、果たせなかった「想い」。本当に、素晴らしい仲間に恵まれました。 BIG 感謝です。

15周年を迎えるときに、「笑顔」で、「陽光台」で勤務出来ていたら、幸せでしょうね・・・・。

開設記念日 11月 1日から、既に3週間が過ぎようとしていますが・・・・。

「笑顔」を忘れず、皆さんと一緒に、せ~の、「はじめのいっぽ(1歩)!!!」。  

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